サンダル紀行

オタクがサンダルで家を出た結果。有象無象の記事をぼちぼち書いていく(2019/10/14-)

大型一種免許を取得したら、自分の生い立ちを思い出した

 

 

 

もくじ 

 

 

まえがき

山形*1に、来ちゃった。

 

教習内容がどうでもいい人はここにどうぞ。 

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教習内容のふりかえり (1段階)

・1段階1時限目

教習車:3代プロフィアローキャブ3軸平ボデー(増トン)

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4か月ぶりのMT車、1回エンスト。

うしろ2軸のうちの前側軸の軌跡を覚えるのがこのコマの目的。新車登録したてだったので、まだゴムの香りが残る車内で教習車らしからぬ雰囲気であったが、ギアが入りにくく苦労した。

中型(ファイター)の時と比べるとだいぶキャブがはみ出るし、運転はしづらいけれども、慣れたら思っていたほどでもないかなと思った。特に左折時は助手席のシートが縁石を超えたあたりでステアリングを左に切り始め、左折を開始する。

 

・1段階2時限目

教習車:3代プロフィアローキャブ3軸平ボデー(増トン)

 

路端→オーバーハングに注意しながらハンドルを1回転して脱出

S字・坂道・踏切→特に問題なし

 

・1段階3時限目

教習車:3代プロフィアローキャブ3軸平ボデー(増トン)

 

隘路→ハンドルが切れるので中型より楽

後方確認→結果;80cm・100cm。試験当日50cmを攻めるのは無理そう。2回不成功で10点減点なので、中型の卒業検定時同様にとりあえず当てないようにバックする。中型でも難しかったけど大型だと距離が伸びてさらに難しい。

 

・1段階4時限目

教習車:2代プロフィア*2ハイキャブ3軸平ボデーf:id:series189:20210326231534j:image

 

コース確認。夜間の教習かつ初のハイキャブ車でエアブレーキ、車両感覚、あとアライメントが狂っていたので隘路で困るなど散々だった。教官もイマイチで指導という指導をしてくれないので、夜間で周囲が見えづらいということもあってあまり勉強にならなかった。夜間の教習が入ってる人は大概損だと思う。

 

・1段階5時限目(みきわめ)

教習車:3代プロフィアローキャブ3軸平ボデー(増トン)

見極めなのに結局ハイキャブ車を1度しか乗らずに修了検定が決定した。ローキャブとハイキャブだと見え方・サイズに明らかな差があるのと、ステアリングの切れ角がだいぶ違うので、検定車でないと隘路の練習にならないのがデメリットである。

これまで指摘されなかった点で今回初出なのは以下。

・高回転域まで引っ張らない(2速でガラガラ回してもOKだった)

・バックストレートは5速まで入れる(4速40kmが通例だった)

坂道発進で坂道の頂上から左折合図を出し始める(特に指定はなかった)

・左折時の脱輪(中)3回(ハイキャブ車と切れ角が違う)

教官*3の巡り合わせが最悪で、面倒になって適当に教習を終えた。途中修了検定のコースを間違えたせいで課題の順序と修正経路が分からなくなり、なおかつその後も右左折の指示がないために円滑な教習コマとならなかった。

教官によっては言語化が不十分だったり、意思疎通に問題があるケースも多々あるので、一々その良し悪しをとりあげても仕方がないことであるが、2日間でコース*4を完全に覚えて見極めに臨まなければならないという教習所は聞いたことがないし、その他細々とした指摘も勉強にならなさすぎてさすがに腹が立った。

 

修了検定 

検定車:2代プロフィアハイキャブ3軸平ボデー

いきなり乗車してスタート。慣らし運転があるつもりでいたので、出発してすぐ路端停車の課題が提示されたときは「乗車前の車体周囲の確認もしてないし、慣らし運転無いのかよ」とちょっと動揺した。毎回の教習中に車体周囲(特に後方)は念押しされていたので拍子抜けしてしまった。

前夜の運転内容を踏まえ、左折時の脱輪を危惧して、個人的にはかなり左に大回りしてしまったつもりだったが、結果的に手本通りの間隔で回ることができた。延泊だけは絶対に回避したかったので、40km課題以外は時速15~20km(3速まで)で検定をおこなったため、降車時の検定員のコメントは「もっと円滑さを意識して運転しましょう」。受かるためだからこれで良い。無事合格。

 

教習内容のふりかえり (2段階)

・2段階1時限目

教習車:3代プロフィアローキャブ3軸平ボデー(増トン)

とりあえず路上に出て走行。大型車はキープレフトを意識するよりも、左のミラーを障害物に当てないように右に寄って走行し、場合によってはセンターラインを割りながら、対向車を避けさせて走行する。

...という指導はゆくゆく色々な事故を経験することで学んだことであって、決して指導員から教わったことではない*5*6*7。2段階の教習は教習官がそもそも余所見をして指導をしない、もしくは指摘のみで指導をしないことで基本的に勉強にならず、教習所に通っている意味とは...となっていた。

 

・2段階2時限目~3時限目

教習車:3代プロフィアローキャブ3軸平ボデー(増トン)

2コマ連続で路上。スーパーロングドライブ講習で50km弱を運転。

夜間の教習であったが、街灯のない暗い道路で、左折時に巻き込み防止のため左に寄せすぎ*8、道路側に張り出していた街路樹の枝にミラーをヒットさせガチギレされる。当たってから叱責されても勉強にならないし*9、当たる前に寄せすぎかどうか警告してくれても良いんではなかろうか*10。いずれにせよ不親切極まりない。

 

・2段階4~5時限目
教習車:2代プロフィアハイキャブ3軸平ボデー

2コマ連続での教習。所内課題の後方間隔*11方向変換*12縦列駐車*13の3課題を演習する。その後路上に出て運転を行う。

 

後方間隔
中型教習で難儀した後方間隔がさらに高い難度となって再登場しているが、2回トライして、仮に2回とも50cmを超えていても、減点10点で試験は継続される。一方でポール群に接触した場合はその時点で後方確認不足となり、不合格が確定してしまう。2段階の卒業検定では本課題が最も不合格となる原因である。したがって、難度の高い本課題は攻めすぎて一発退場となる可能性を考慮し、不得手な場合は減点10点で回避*14することが重要である。
多分一度当ててみたりすると感覚もつかみやすそうだが、面倒臭いので適当にパス。

 

方向変換
方向変換は3回の切り返しが許容されているし、ステアリングが切れるので比較的容易。
ポール側3、反対側7の割合で寄せて、あと2軸のうち前軸を縁石に誘導する。
右バックの場合はミラーが近いので後輪を視認しやすいが、左バックの場合左側ミラーが遠いので後輪を視認しづらく難易度が高い。また、中型車の増トンではベース車両が小さいので、後輪が荷台の下に隠れている仕様であることも多く、同じく後輪の誘導に難儀しがちである。
方向変換前に後輪の軸位置と荷台のあおり等の目印をなんとなくつけておくとよいかもしれない。
なお、教習所においては卒業検定時の課題で方向変換を指定されることより縦列駐車を指定されることの方が多い模様である。これは当方の推測ではあるが恐らく、縦列駐車は、感覚に頼らなければならないポイントが方向変換より少なく、マニュアル通り作業できればほぼ確実に成功するからであると思われる。


縦列駐車

縦列駐車で確実に実施しなければならないのは以下の4点で、特に厳密に守らなければならないのは③である。
①車体左側のポール群に対して1m以内に寄せる;寄せ方が足りないと右側が枠内からはみ出す

②車体のあおり中央の目印がすべてのポールを行き過ぎたタイミングでステアリングを全部切る;手前で切りすぎると、③④後にキャブを左に振れず、駐車スペースに入ることができないか、もしくは車体左側が脱輪してしまう

③右のサイドミラーを見ながら、後方のポールのうち最も奥のポールが、車体右側のあおりの後端と必ず合致するようにステアリングを戻す;ここでの誤差が最も重要で、ポール1本分も誤差があってはならない。誤差があると左が脱輪したり、右が脱輪することになる

④左側のサイドミラーがポールに干渉しない地点まで来たら一気にステアリングを右に切って車を枠内に収める。

ここで左側が脱輪したり右側が収まりきらなかった場合、3回までは切り返しが可能なので、落ち着いて修正すればよい。

 

・2段階6時限目

教習車:3代プロフィアローキャブ3軸平ボデー(増トン)

路上教習からの所内演習。適当に走行して終了。

 

・2段階7~8時限目

教習車:3代プロフィアローキャブ3軸平ボデー(増トン)

排気ブレーキ演習のため山へ。4段階の排気ブレーキのうち1~2段階で十分強い制動力が得られる。

 

・2段階9時限目(みきわめ)

教習車:2代プロフィアハイキャブ3軸平ボデー

この回で縦列駐車に失敗し、上述の知見を得る。

 

卒業検定

検定車:2代プロフィアハイキャブ3軸平ボデー

方向変換縦列駐車を比較すると縦列駐車の方が割合としては多いという事前情報通り、縦列駐車が試験課題となっていた。受検番号は1番で、8時45分からの受検である。

今回も慣らし運転はなく、発着点から後方間隔に誘導し、上述の通り戦略的撤退を行い後方間隔をクリア*15

場内後に路上パターンと路上後場内のパターンがあるようだが、本校は前者で、後方間隔でポールに当てるとその時点で検定終了となってしまうので、まずは後方間隔をクリアすることが何より重要である。

縦列駐車は作業なので難なくクリア。

路上検定ではこれまでほとんど走ったことのない細く狭い交差点が複数存在する組み合わせが検定コースとなり、大変凶悪であった。教官のコメントは、「車両周囲への配慮や確認が不十分なので、今後運転士として業務を行う上では心許ない」というものであったが、大型車と中型車のすれ違いでどちらかが停車しなければならないような狭隘道路で検定を行うのもどうかと思われ、「検定のための所作」を行っている試験者に対するコメントとしては適切ではないように感じられる。修了検定時にも「円滑な走行に至っていない」というのがコメントではあったが、交差点内最徐行や脱輪防止に細心の注意を払っていることと、円滑な動作は必ずしも両立しうるものではないことから、「指摘としては合理的であるが、評価としては不合理である」と言わざるを得ない。

今回も、全7日程をストレートで消化し合格することができた。

 

免許申請時の住所書き換えバグについて

免許の併記を行う際には所轄警察署ではなく都道府県を管轄する試験場・運転免許センターへ行く必要がある。厄介なのはこの試験場・運転免許センターが都道府県に1か所しか設定されていない場合で、それがえてして、交通の便が悪い辺鄙なところであったり、遠隔地であったりする。

今回はA県在住の住民票および免許証を用いて、B県で指定教習所を卒業し、東京都(鮫洲運転試験場)にて大型一種の併記を行うという流れを採用した。鮫洲試験場は、帰着地である東京から、ごくごく至近であり、公共交通機関でのアクセスも良好であるからである。

この場合、免許の併記はA県でしか行えないはずなのだが、住所変更を同時に行うことで、免許証・住民票記載の都道府県でなくとも、併記が可能になる*16というバグがある。

住民票は必ずしも住所変更後のものを提出しなければならないということはなく、新住所宛ての有効な消印のある郵便物を証明することができれば、住民票が旧住所のままであっても免許の書き換えが可能である。そして何より重要なのは、消印の押印日は問われないということである*17

これにより、住民票のある都道府県の不便な運転免許センターの世話になることなく、免許の併記が可能となる。現住所に戻す際には所轄の警察署で免許証裏面への追記手続きをすれば、数分で完了することができる。

このバグにどれだけの需要があるかわからないが、中型併記の際と合わせて2回世話になり、大変助かった。

 

自分がなぜ中学受験や大学受験をしたのかを思い出した

教習所の教官に理不尽に怒鳴られ続けたせいで、「そういえば自分の小学校の教員がこんな感じだった気がする」というのを思い出した。

 

 

質問すると「オメーそんなことも知らんのか」などと言って、質問に回答しないばかりか謎にキレ出す教員が多いので、面倒臭すぎて質問すること自体が躊躇われた。教習時間はまず「教官に話しかけて良いかどうか」が一番の争点であって*18、運転は二の次であったので、あまりにも勉強にならない教習7日間であった。本当に酷すぎる。

 

話は飛ぶが、小学校の教員と教習所の教官は似通っているところがかなりあって、どちらも殿様商売が成り立つ分野である。教える・教えられる側のパワーバランスに大きな隔たりがあるし、反論しがたいという境遇(厳密には言語が不自由な前者、教習期間を長引かせたくない後者、という背景の相違はあるものの)にあるというのもそれぞれによく合致している。一種のパワハラが極々自然な形でまかり通ってしまう素地がある。

 

ここでパワーハラスメントとかいう語を引用すると、かなりカドが立って穏やかならぬ、という指摘があるのは当然だと思うけれども、しかしまあ例えば上に示したツイートにあるように、「で、どうするの?」に対しては「どうしようもないです」というのが(本来は)合理的な受け答えである一方で、「で、どうするの?」を聞いてる側はそういう答えを期待しているわけではないし、それどころかむしろ逆撫でする応答であって、この場合正解の応答*19は「すみません」くらいしか認められないわけだから、応答が不当に制限されている点で明らかに非合理な外力が働いている、という指摘は認めざるを得ないことであろうかと思われる。こういうやりとりが積み重なった一連の事象がパワーハラスメントの実態であることが多い。

 

まあ終わることのないパワハラ問題を終わらせようとするほどお花畑ではないし、上に載せた一例だってそもそもパワハラだというほど声高に叫ぶようなことではないけれども*20、でも考えてみれば、特定の指示がなく自己判断に委ねられている自由な状態で間違えた(正確には、教官の想定していない事象が発生したというだけであって、間違えですらない)のに、その責任を被らなければならない(被ら「せられ」るという方がニュアンスとしては正しいかもしれない)というのは、自明に論理上の不備があるので、それで気持ち悪く思う人が多いのではないかと思っている。

 

こういうやり取りは昔からよくあるテンプレだけど、態々人を煽って不快にさせるやり方で教育しなくても別の方法があるでしょというのは常々思っていて、もっというと、楽しい時間を創出すること以外の指導は全て劣っているとも思っている。授業前の起立礼を文字通り規律化して細かく叱責するのは授業内容とはなんら関係がないのと本質的にたがわないが、なぜか多くの指導者がそうしてしまうのは、やはり「テンプレ」であること、「威圧すること」の容易さ故であると思っている*21

 

自分も例に漏れず、「で、どうするの?」式指導は大変嫌っているので、過去には「どうするんですか?」みたいな逆質問をして人を困らせてみたり、

「で、どうすんの?」

「わかりません」

「やる気あんの?」

「やる気で解決できる問題なんですか?」

「やる気ないなら帰ってくれ」

「帰ります」

「帰んな」

「意味が分からない」

みたいな会話を積極的に展開したりした。語気を荒げながらの会話になってしまうのを、時には先回りして「帰っちゃいけないんだろうけど敢えてここは帰らせていただきます」とか、「ここまではテンプレですよね」「どうせこっからキレるんでしょ?」みたく煽り散らしながら、内心周囲にも「肝が据わってる奴*22」と思われるのが楽しくて、辞められなかった、という過去がある。中高にもなると愈々救い難いイキリ=オタクの趣があるが、小学生くらいだと、周囲に多かれ少なかれ、良く分からない理論で煙に巻かれた経験があって苦々しい思いをした児童も多く居るわけで、実際にそのように評価されてアイデンティティにもなっていくし、他人が権威に楯突く様子を見て羨ましく思ったりしていた*23。気に入らないと思った次第たちどころに楯突く奴もいたにはいたが、それはさすがにタチが悪いと思って、あくまで非合理な部分を指摘するには留めるようにしていたが、どのみち小学校自体が非合理みたいなものなので、同じ穴の狢であったようには思う。思うし、言わずもがな、教員からの評価は最悪であった。

 

そして同期の医者によれば、こういう症例を反抗性挑戦障害とか反抗挑発症というらしく、体系化されているレベルだそうである。ぐうの音も出ないので以下に記事を貼っておく。

これを疾患として取り扱うかどうかという判断は別の機会にやる*24として、「人を言い負かす」という属性でアイデンティティを発揮出来る以上、こういうやり取りは永遠に無くならないんだろうなと思うようになった。そしてコンテンツとしても面白くなくなってくる小学校高学年を過ぎると、今度は「無言で抵抗する」というのを覚えて子供はさらに厄介になってくる。*25

 

 

結局、「怒って威圧すること」以外に人を制する方法を知らないので、「なぜ人が怒るのか?」ということの答えは、ざっくり「そもそも教育方法が分かっていないか、人間の挙動についての理解がないから」に落ち着く。あるいは事象そのものが非合理であるので、非合理な方法(威圧)によってしか強制できないという教育云々以前の問題であることもしばしばである。

人を怒らせる方法×30 - YouTubeyoutu.be

 

そういう環境の下、そのうち教員とドンパチやることにも飽きてきて、合理性なんか捨ててしまって世渡りをした方が楽だということに気づき始めるんだけれども、小学生ワイ、でもひょっとするともしかしたらそういう蟠りを一挙に解決してくれるコミュニティがあるんじゃないか、「五・一五事件犬養毅が銃殺されなかった世界線ごっこ*26」ができるんじゃないかと思って、親も巻き込んで総出でない知恵を捻った結果、地元進学を捨てて中学受験に飛び込んだのであった*27

一生懸命勉強すれば良く物を考える連中の集まるコミュニティで、ちゃんと話が出来るんじゃないかと思った訳ではあるが、平成末期の中学受験は大変ハードルが高かったので、滑り止めに辛うじて合格したのみで、「ワイ将、割とバカなんだなあ」とその結果に心を折られたことを記憶している。「井の中の蛙」というやつである。

 

それでもこの選択はあきらかに人生のターニングポイントになって、環境はほんとうに圧倒的に改善された。劇的という言葉を使いたいくらいである。中高ではこういうキャラクターをそのまま続けていたので、「生意気でいけ好かない奴」と言われてはいたものの、それで通って、"或るキャラクター" として可愛がってもらった。これは大変に運が良かったと思っているし、何より心の広い人々に恵まれたことを実感して感謝した*28*29。「それはお前が努力した必然なんだ」と言ってくれる人も多くいたが、「多様性を受け入れる土壌」というのがいかに貴重か、身に染みて感じていたので、そこまで思い上がろうというつもりは更々無い。矢張り環境をつくり出しているのは人なので、人を大事にしなければならない。享受した分はしっかり返礼しなければと常々感じている。

 

環境に恵まれると、それが当たり前だと思って享受することに慣れてしまうし、悪い思い出は忘れるように出来ているので、自分がなぜその選択をしたのかすら意識の俎上に無くなってしまう。そもそもなんで今大学来てんだっけ?なんでこの進路選んだんだっけ?みたいな疑問が断片的にしか思い出せなくて、複雑なきっかけが絡み合った「動機」なんてものは本来履歴書にちょろっと2-3行書いて済ませられるような代物では決してないはずなんだけれども、だからと言ってこうやって文章の形で長々と書けるか、と言われるとそれもなかなか難しい。

まあそういう意味で、だいぶ面倒くさい教習生活ではあったが、一連の教習は決して辛くて無益なものだったというわけではなかったんだよね。いや、そもそも免許取ったんだから無益なはずが無いんだけれども。

 

あと、悲しい哉、世渡りの巧さを取った方がトータル楽に決まっているので、「お前合理性を追い求めすぎて逆に非合理になっててガバガバやぞ」とかいう極めて合理的な追及をすると、たちまちアイデンティティが崩壊し泡を吹いて倒れてしまうので、絶対にしてはいけない*30f:id:series189:20210327115811j:image

*1:マツキドライビングスクール村山校

*2:グランドプロフィア

*3:指導する前に怒鳴る=指示せず補助ブレーキを踏んでから叱責する・指摘のみで指導せず自分で考えさせる=「君は何々が下手だ」という指摘しかしない・よくわからないジェスチャーで指導してくる等々

*4:通行帯が2つある点で特殊・直進経路上に課題がないため複雑に右左折を繰り返さなければならない

*5:2段階の指導で一番教習所の悪いところが出た

*6:センターラインを割ると対向車妨害・逆走扱いになることを危惧して勤めて左寄りを走行していた

*7:ミスをしてから、該当箇所を叱責するという古典的な指導法の誤りが散見される

*8:大型車は1m未満に寄せてはいけないが、おそらく75cmくらいになっていたと想定される

*9:そもそもキープレフトの原則しか指示されたことがない

*10:左寄せが甘くても叱責されてしまうので、どのみち叱責が免れない

*11:後方のポール群に対して後退し、50cm以内の間隔で停車する課題

*12:道路に垂直に指定された枠内に右方及び左方からバックし、反対方向に脱出する

*13:道路に平行に指定された枠内にバックで駐車する

*14:戦略的撤退

*15:とはいっても、早朝検定のために荷台に伸びていたポールの影で、何となく距離がつかみやすかったことで割と攻めることができたので、もしかすると50cm以内に収まっていたかもしれない

*16:とはいえ、郵便物や健康保険証はチェックされるので、実際に居住した実態を証明しなければならないというハードルはある

*17:変更を繰り返していて時系列がおかしくても郵便物は有効

*18:話しかけては"いけない"教官の場合、「はい」か「すみません」の何れかで回答するのが丸い

*19:せいかいのおーとーf:id:series189:20210327115409j:image

*20:人によっては違うかもしれない

*21:だから自分の場合、怒ることや威圧することは"負け"だと思ってプライドが許さない

*22:怒られてるので当然ドキドキしてるけど

*23:だからこそ自分もやっていた

*24:やらない

*25:そういえば、拳で抵抗するロックな奴もいたのは記憶に新しい。