近年バンコク行きの値崩れが激しいのは有名な話。Twitterでも以前紹介したが、例えば今年の夏休み、航空券部分だけで片道8千円とか。社会人はともかく、結構な人がこの日程でタイ行けるんじゃないでしょうか?これくらいは実はザラ。沖縄の方が安いよ、というツッコミはとりあえず置いといて、タイに安く行けるという事実に変わりはない。こんな記事も出てきます。2~3万かかると分かると、「正直行くか...?」とさえ思ってしまいます。春夏秋冬、いつでも日程を選べば2万を切ります。
数年前から激化した東京バンコク線のLCC戦争。いつみてもどこかの会社がセールを打ってる状況で、利用客にはとてもありがたい話。ビザ発給要件緩和の効果はすごいですね。
ちなみに一昨日から始まったエアアジアのセール。 東京バンコク線は9600円~で少し大人しめな印象。だいたい13000円~が通常価格みたいですね。それでもだいぶ安いです。
■■■時系列データを見てみる■■■
これは今年の夏に各方面行き航空券の価格推移を集めていた時のデータ。
まず最安値を記録しやすいエアアジアの往復で見てみます。
途中でデータがバグってますが、この後ほぼ線形に6万円まで価格が上昇しました。ところどころ価格が落ちているのは四半期に一度のセールだと思います。この日程で往復2.5万なら買い。これは同区間の最安値。どこかの会社が2か月ちょっと前に12810円を記録していました。セールがあってもすぐ売れてしまってなかなか記録として残らないことが多いですが、価格的にはこういうこともあるかなと。LCCは3か月前購入というアドバイスをしているWEB記事も多々ありますが、確かに3か月前くらいは下がる傾向にあります。
■■■直近の各社価格推移■■■
Scootとエアアジアの違いは結構まとまってます。ノックスクートのXW105は片道2.2万の設定。過去に往復2.5万を見たことがあるので、これも季節などの問題もあると思いますが、そもそもこの会社はノックエアとスクートの共同出資でできた長距離LCCの会社で、機材もシンガポール航空のおさがりの772。シートピッチが広いとか、少しずつ他社との差別化を図っていますね。安かったら使うけどわざわざ選ぶことはないかな。