【スリランカ】バンダラナイケ国際空港で空港泊をする【コロンボ】
手すりのない椅子がある
コロンボ着いて空港泊しようと思っても、「手すりのついた椅子しかないからきつい」というブログを見ていたので覚悟していた。しかし結論から言うと手すりのない椅子もいっぱいあった。
だからそれほど酷な空港泊にはならなかったし、インド帰りの身としてはスリランカのひとびとは総じて温厚そうで安心して寝られた。もっとも、置き引きされないようにワイヤーでリュックを椅子の下に括り付けておいたけどね。
到着ロビーには戻れない
海外の空港あるあるだけど、一度出口を通ってしまったら空港施設内に再入場するのは基本的に無理。まあ寝るとこないんだ、って言えば許してくれるみたいだけど、それはともかく、そういうわけで、到着ロビー内で空港泊を検討しなければならない。
当然ながら当日発の有効なeチケットを見せなければ出発ロビーにも入れないから、出発ロビーも使えない。
そしてスリランカ入国する時に安い航空券持ってる人だと深夜になりがちなので、空港泊はマストなんだよね。それはもちろん日中を有効に使って、移動は日が暮れてから、という限界旅行者然りである。
黒い椅子と赤い椅子
空港泊する人には空港泊ができるかできないかという情報が重要で、どこに何があるかなんて自分で見れば分かるし、そんなに需要はないと思うけど、一応書いておくことにする。
バゲッジクレームを抜けると広い開放空間の到着ロビーにたどり着く。向かって左側の出口付近にDialogueのSIM販売所があって、その右にMobitel、Airtelと続く。ちなみにAirtelのは8GB600Rsというのがあったけど3G回線しか使えないらしいので却下。Mobitelのやつは11GB1300Rsだったけど詳しくは分からない。まあ普通にDialogueで良いんじゃないかな、と思う。で、話を戻すと、それらの携帯電話会社に背を向ける形で手すり付きの黒い椅子が大量に並べられてるんだけど、これは使えない。多分空港泊できないっていうのはこの椅子のことを言ってるんだと思う。一方でこの黒い椅子群の横にさらに赤い椅子群が並べられてて、こっちの椅子には手すりがない。黒い椅子が多いのと到着ロビーでまず見るのが黒い椅子のせいで座りがちだけど、赤い方を3つ占拠すれば寝れることは寝れる。
ただ赤い椅子はそんなにないので、混んでると使えないかもしれない。なにより3個も占拠して寝るという行為自体顰蹙な気がする(というのはスリランカの人々の気質によるのではないかと思っている)ので、もちろんみんな何も言わないけれども、「ここで寝ていいかな…?」みたいなボソッとした違和感らあった。
僕はもちろん寝ました。
おしまい。