サンダル紀行

オタクがサンダルで家を出た結果。有象無象の記事をぼちぼち書いていく(2019/10/14-)

【インド】バンガロールで病気になった【洗礼】

「腹を壊す」のはインドに行く目的の一つ

こういうやつ、実はみんなあるんじゃないかと思っている。

何が原因かわからないが、普段食ってるあらゆるものが原因になりうるので、いちいち気にしていられない。別にそういうのが嫌だとも思ってないし、割り切れないとこういう国は周れない。「インドにきて人生が変わった」とまでは思わないけど、now developingな東南アジア諸国、あるいはインドなどの中央アジア、アフリカ諸国に行くと、心は広くなると思う。先進国のゆとった環境で忘れられ使わなくなった人間本来の力を思い出すことができる。

 

病歴要約

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23歳男性。前夜から口渇・倦怠感を自覚していたが放置し、ケンペゴウダ国際空港(バンガロール)発マイソール行き夜行バスで入眠した。下車後早朝に悪心が出現し、その後複数回にわたり、緑色水様物を嘔吐した。さらに午前中には悪寒を自覚したため、午後にケンペゴウダ国際空港の薬局を受診した。前夜から水分は一切摂取できていない。生来健康で、特記すべき既往歴はない。8日間の日程でインド国内周遊中であり、最終日である。友人が常備薬として正露丸を所持している。当日中にスリランカコロンボ)へのフライトがあり、患者は旅程を変更することに同意していない。所持する現金は日本円・インドルピーともにわずかであるが、エポスカードは所持している。患者は以下のようにツイートしている。

対応として正しいのはどれか。2つ選べ。

a.空港のベンチで入眠し経過を観察する。

b.空港の薬局で発売の処方薬を内服する。

c.友人が所持している正露丸を内服する。

d.多量の水分を経口摂取する。

e.サクラワールドホスピタルを受診する。

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だいたいこんなことを考えながら過ごしてたらなんだかんだでこの後UL172でスリランカ入り。

 

解答・解説

解答:a,b

a:ケンペゴウダ国際空港は出発ロビーにてすりなしの椅子がなく大変不便だが、困ったら寝るしかないので正解。なお到着ロビーには空港泊に適しているリクライニングシートがある。

b:前評判通り、インドのOTC医薬品はとにかく強くて安い。正解。

c:内服してもまったく効果がなく嘔吐を繰り返したため不適切。

d:嘔吐が収まってから1時間当たり100ml程度でないと摂取しても戻すので不適切。

e:患者が旅程を変更することに同意していないので不適切。ケンペゴウダ国際空港からはかなり距離があるので半日未満で受診するのは不可能。

 

その後

夜には多少良くなったのでスリランカ渡航を決行。コロンボのバンダラナイケ国際空港で空港泊して翌朝からピンピンしてた。その時の様子はこれ。

 

ordinaryman.hatenablog.jp

 

 カード付帯保険はあって安心した

クレジットカードは複数持っていた方が良い理由の一つに疾病治療費用をどうカバーするか、複数を並列して使える場合があるということがあげられる。

海外旅行保険が自動付帯でめちゃくちゃ有名で優秀なエポスカードに関していえば、ノーマルカードでも1疾病当たり270万まで付帯、ゴールドなら300万まで付帯。ANAカードはワイドかSFCしかないし、JALカードもnaviで50万までしか付帯しないので、圧倒的に優秀なのがエポス。しかも電話すればすぐに対応してくれるし、提携病院を調べてくれたり、手続きの仕方も教えてくれる。必要であれば電話ではなくメールでも対応してくれてとてもサービスは良いと思う。インビゴールドはとにかく優秀なので、早いうちに作っておいて損はないカードだよね。

インドの医療事情はむちゃくちゃだと思うけれども、実はバンガロールなんかはインドとはいっても一線を画していて、多国籍企業が多かったり、日本企業も当然あるし、日本語が通じるサクラワールドホスピタルなんかもああってかなり整備されている。

www.j-helpdesk.jp

病気はしないに限るけど、それはそれでいい思い出にはなるよね。結構やばいなと思って病院まで調べたりしてたけど、一気に悪くなって一気に良くなった。

なおコロンボには日本語が通じる病院も提携病院もありません。悪化しなくて良かったなあ。

おしまい。