もう一昨年になってしまって情報も古めになってきてしまったが、個人的に良いパッケージで旅行が作れたので記録しておこうと思う。
「仙台まるごとパス」がいかに強力か
今回はこれ1枚で周遊。これが本当に強い。
- 1日あたり1360円(2日間有効で2720円)
- バス・電車乗り放題
- クーポン、金券付き
- 仙台近郊をほぼカバー
こんな価格で出していいのか?ってくらい安いので、むしろ仙台に来たらこれを使わないと損ですらあるかもしれない。
まあ何人かで旅行するならレンタカーなんかは楽だけれども、お酒が飲めなかったり冬は雪道なので自信がないと心配だったり、そういう部分でのアドバンテージもでかい。
それになんといっても範囲がでかい。
この範囲はバカでしょ。大出血とかいうレベルを超えてると思うよ。
西は山寺、北は松島、南は白石まで。さすがにやりすぎじゃありませんかね...どう考えても2日じゃ回りきれんよ。てか山寺は山形なんですが。
仙台は2日間で十分楽しめる
学生のうちは時間もあるしゆっくり...という旅行も悪くはないが、社会人になってそういう旅行はまず無理だと思うし、学生の今の身分でもちんたら旅行するのって自分の性格的に無理なんだよね。時間制限を設けていくつ巡れるか、とか、予算いくらで死ぬほど名所を訪ねる、とかしないとどうにもマンネリ化してしまう。
そういう観点からいうと仙台を観光しようと思ったら2日で十分だし、逆にメリハリのある濃密な2日間を過ごせると思っている。仙台まるごとパスが2日間有効っていうのも実は隠れたメッセージなのではないかと思って、JR・仙台市営バス・他提携施設等が想定する使い方、ないしはそれ以上の内容を詰め込むべく旅程を考えた。
なにはともあれ仙丸くん
仙台まるごとパスを買うとこいつがおまけでついてくる。おまけとは言ってもこれがすごい出来で、個人的にはこの一冊を手に入れられるかどうかに仙台周遊のすべてが懸かっているといってもいいと思う。主要観光地はこれにだいたい網羅されていて、お店の紹介からクーポンまで何から何までそろっている。はっきり言って神。
ただ一つ難点なのは、仙台市内の駅の券売機で「仙台まるごとパス」を買った場合、こいつがついてこないので、みどりの窓口に行ってわざわざもらわないといけないということ。まあ仙台駅のみどりの窓口で買えば問題ないのだけれども、営業終了してしまったりしているとまた面倒なことになる。みどりの窓口でもらわなかった場合とか、券売機で発券した場合には、
一応こういうことにはなっているけれども、ここのびゅうプラザが朝9時からやってないとか、朝の早いオタクにはとても厳しい。朝発券して、到着駅のみどりの窓口で仙丸くんだけもらうとか、まあその辺は臨機応変にやらなければならないかもしれない。
仙台は分割して考えよ(困難は分割して考えよ的な)
とにかくアホみたいに広いフリーエリアなので、縦横無尽に移動したおせ!というメッセージ性があるには違いない(なんなら山形行ってこいとかいうレベルで)。
まず地理的に東西に長い構造の仙台を、西と東に分割して考えてみる。細かい話はまた旅行記を書くとして、とりあえず西の端から東に向かってみていくと、
山も深まってくるあたりだとこの辺。
仙台中心部に来ると、
まあ中心部は何でもあるでしょ。で東は松島があって、という感じ。松島は1日丸々楽しめてしまうくらい説明不要の観光地であろうかと思う。
あとはたしかキリンビールの仙台工場が中心部にあっていったとかいう話を東北大にいった高校同期から聞いた気がするけどちょっと定かではない。
1日で到底回ることは不可能ですし、当然2日あっても無理なので、高校時代行ったことのある仙台中心部(青葉城とか)や山寺はカットして、それ以外を見て回ることにした。
旅程概要とハイライトだけ貼っておく(Day1:西側)
Start:愛子駅9時集合
- 市営バス87系統二口行きで秋保大滝(9:44)へ
- 秋保大滝(10:23)から秋保温泉(10:40ころ?)へ移動
- 温泉街で昼飯を食って2湯めぐり
- 秋保・里センター(13:51)から愛子駅(14:06)へ戻り電車で作並へ
- 飛び込みでニッカウヰスキーの工場へ。作並駅からマイクロバスで送ってくれる。試飲会は無料。
- そのまま作並温泉へ入湯
- 仙台市内へ帰って牛タン食って寝る
End:22時過ぎ
旅程概要とハイライトだけ貼っておく(Day2:東側)
Start:仙台駅10時半集合
- 適当にさいころを振ってすし哲へ。仙石線を西塩釜で下車。
クーポンで1カンただ(?)だった気がする。うまし。 - 歩いてすぐの港から遊覧船へ飛び乗る。松島港へ。
- 松島で下船。五大堂、福浦島をぶらぶらした後きれいに再建された瑞巌寺へ。
- 土産を買って仙台市内へ。ぎゅたん食って高速バス乗車。
- 起きたら東京。
松島はだいぶ変わってました。高校時代に行った松島の方が思い出深かった気がするなあ...
っていうのは懐古厨ってやつなんですかね。知らんけど。
おしまい。